戦況の変化 2021 4 25
新型コロナウイルスについては、
昨年の今頃は、欧米に比べて、日本の感染者が少なかったので、
日本を称賛する国々が多かったのですが、
1年後の今は、日本に対する見方が変わりつつあるかもしれません。
現在、欧米に比べて、ワクチン接種率が、あまりにも低いので、
「日本は、大丈夫なのか。
今後、変異株が大流行するかもしれない」という心配に変わったかもしれません。
こうした「称賛」から「心配」までの落差は、大きいものがあります。
多くの国民には、油断が増えていると言えるでしょう。
一方で、変異株が全国に拡大しています。
もちろん、2020年のように「奇跡」が起こって、
変異株が広がっても感染者は急増しなかったという奇跡が起こるかもしれません。
世界からは、「変異株に対しても、日本人は強かった」と言われるかもしれません。
奇跡というものは、強く信じなければ、奇跡は起こらないと言われます。
国民は、それでもよいですが、政治家や医療関係者は、それでよいのか。
政治家や医療関係者は、あらゆる事態を想定しておくべきです。
さて、新型コロナウイルスについては、周知の方法を考えるべきでしょう。
今の若者は、新聞を読まない人が多いのです。
さらに、テレビを見ない人も多いでしょう。
若者にとって、新聞やテレビは、昭和の時代を象徴するものでしょう。
生まれた時からスマートフォンがあった世代にとっては、
そういうメディアは古いと感じるでしょう。
今や、テレビのスイッチをつけたら、
「YouTube」が映るようにしてほしいと願う人が多いでしょう。
だからこそ、新聞やテレビで周知は十分であると考えるのは、昭和の世代でしょう。
令和の時代は、YouTubeやSNSを積極的に使って周知を図るべきです。